各業者、同じ取引であっても言葉が違ったり、取引ルールが少し違ったりしています。
バイナリーオプション取引の3つの取引ルールを紹介します。
1.High&Low(ハイ・ロー)
バイナリーオプション取引の中で最もシンプルで、投機性の強い取引です。
現在の地点のレートから、期間満期時のレートが『High(上)』・『Low(下)』を予想します。値動きが少ない相場の時でも、リターンを狙うことができます。
【例】通貨ペアがユーロ/ドルで、『1.400』の時に20,000円を『High』に賭けたとします。ペイアウト率は2倍とします。
1)予想が的中となった場合。
期間満期時(判定確定時)に『1.410』となりました。
開始値より、期間満期時(判定確定時)に上がりましたので、予想的中となり、40,000円の払い戻しとなり、20,000円の利益です。
2)予想が外れた場合。20,000円を失います。
下の画像は、ボボックス(BOBOX)の取引画面です。

左から、18:50~19:00終了、18:55~19:05終了、19:00~19:10判定待・・・。と書いてあります。
【受付中】の10分間のレートが上にいくのか、下にいくのかを予想します。
下の画像を見て下さい。スマートオプション(SmartOption)の取引画面です。

こちらは、『CALL(上)』・『PUT(下)』とう表現でレートを予想します。
ボボックス(BOBOX)との大きな違いは、『CALL(上)』・『PUT(下)』を選んで、『開始』をクリックした地点がスタート地点になってそこから60秒後が満期時間となります。
このように、同じ『ハイロー(High&Low』と呼ばれている取引スタイルでも、各業者によって少しづつ違いがあります。
2.ワンタッチ
ペイアウト倍率が高めに設定されていることが多いため、ハイリターンが狙える。判定時間中に設定されてるレートにタッチするかどうかを予想します。
各業者、このワンタッチのラインの値幅を大きくとってることが多いのですが、市場が開く時など、大きな値幅が起きやすい時間帯を狙って取引すれば、1日の中でも何度かリターンを狙うことができます。
【例】NASDAQ指数が4400.00の時に、期間満期4500.00に一度でもタッチすると思って『CALL(上)』を20,000円購入しました。ペイアウト率は400%です。
1)予想が的中となった場合。
ペイアウト率は400%だったので、80,000円の利益を得ました。
2)予想が外れた場合。
購入した金額、20,000円を失います。
下の画像は、スマートオプション(SmartOption)のワンタッチ取引の画面です。

画像の上の方を見て下さい。
NASDAQ指数を予想するというものです。4700.000のちょっと上の辺りと、4200.000のちょっと下の辺りにラインが引いてあります。【オプション満期日時】は、2:1012/07/14となっています。
この満期日時までにこのラインに一度でもタッチすると予想するのなら『CALL(▲)』を購入。
反対に、下のラインに一度でもタッチすると予想したら『PUT(▼)』を購入します。
下の画像を見てください。オプテック(Opteck)の【ワンタッチ】の取引画面です。

ラインチャートの上下にラインが引いてあります。
・上にラインに一度でもタッチすると思ったら『UP』をクリックして『投資』をクリックします。下のラインに一度でもタッチすると思ったら『DOWN』をクリックして『投資』をクリックします。
3.レンジ
期間満期に設定された、『値幅内』か『値幅外』を予想します。いくつかの業者のレンジ取引を探してみたのですが、日中は特に取引をしていないところが多いようです。

ラインチャートの上下にラインが引いてあります。
満期日時に、このラインの中にレートがおさまっていれば『IN』、おさまってなければ『OUT』となります。